市民参加による朗読劇「綾の糸撚る（あやのいとよる）」が上演されます。本作品は、グンゼ創業者・波多野鶴吉翁の激動の人生やその志を支え続けた妻・はな、女工たちの歴史を背景に、時代を超えて受け継がれる想いを描いた物語。
母を早くに亡くし、迷いながらも母の故郷・綾部で暮らし始めた綾子と、彼女の前に現れる不思議な存在「まゆまゆ」が織りなす物語を通じて、綾部のまちに息づく絹の記憶や、未来へつなぐ力を表現します。
脚本・演出は小栗一紅氏。プロの俳優や舞踊団に加え、朗読ワークショップで学んだ市民も出演し、世代を超えた共演が実現。臨場感あふれる朗読と映像・音楽・舞踊が織り重なり、綾部ならではの新しい舞台芸術となっています。
市民と共につくる物語を通じて、綾部の歴史や未来を感じていただける貴重な機会です。ぜひ足をお運びください。

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