ようこそ、綾部へ。綾部の観光お役立ち情報サイト

MENU

三得(勇気、慈悲、無欲)の将 足利 尊氏

足利尊氏

元弘3年(1333)5月7日、丹波篠村(京都府亀岡市)篠八幡宮で足利尊氏は挙兵し、京都六波羅探題に攻め上がった。先祖、源義家が足利家に残した置文に記した天下取りの悲願に向かってー。そして暦応元年(1336)足利一族の悲願は、尊氏が建武式目を定め室町幕府を開いたことで達成される。

 

尊氏は、延元元年(1305)母・清子の実家、上杉氏の所領であった丹波国上杉庄(綾部市上杉町)で生まれた。「産湯」を汲んだ井戸や産着で作られた袈裟などが現在も残されている。その54年の生涯は、流浪と離別とともにあった。鎌倉から京、京から鎌倉、再び鎌倉から京、そして九州を経てみたび京へ。そして、後醍醐天皇との確執、執事の高師直や実弟・直義の殺害など、政の利権をめぐる戦いに翻弄され続けた。征夷大将軍にまで上り詰めた武将には不釣り合いなほど、悲運の影が付きまとう。

 

高僧・夢想疎石は「合戦に命を捨てねばならないようなときでも、笑を含んで畏怖の心がない。慈悲心は天性であって人を憎むことがない。心が広大であって物惜しみ気なし」と尊氏を評し、彼の人徳と勇気、慈悲、無欲をたたえている。彼の生涯にわたる苦難の道は、戦国の武将らしからぬ優しさがもたらしたものなのかも知れない。

 

四季の移ろいに様々な表情を見せる古刹「景徳山安国寺」。この寺の片隅にひっそりと佇む三基の宝篋印塔。中央に尊氏、脇を固めるのは母・清子と妻・登子。波乱万丈の生涯を生きた彼にとって、悠久の平安が得られるこの地は、終の棲家としてふさわしい場所と言えるだろう。

足利尊氏の足跡--------------------------------------------------------
1305 足利貞氏の長男として綾部市で出生。幼名は又太郎
1319 元服して高氏と名のる
1331 後醍醐天皇による元弘の乱の際、笠置攻めに出陣
1333 六波羅探題を攻め、鎌倉幕府が滅亡
1334 後醍醐天皇から鎮守府将軍に任じられ天皇から「尊」の字を賜り、尊氏と改める
1336 京へ攻め上るが敗れ、九州へ落ちる。再び勢力を拡大し、楠木正成を湊川で破り、京へ入る。光明天皇を立て室町幕府を開く。南北朝時代
1338 征夷大将軍に任じられる
1339 後醍醐天皇の追善に天龍寺を創建
1351 執事・高師直を処刑
1352 実弟・直義を処刑
1358 4月没(享年54歳)

全国足利氏ゆかりの会 http://www.ashikagauji.net/

ゆかりの地めぐり

安国寺
安国寺は、14世紀半ば、室町幕府の初代将軍、足利尊氏により創建された由緒ある寺院です。この寺院は尊氏が出生した地ともいわれており、境内には産湯の井戸や尊氏とその母・上杉清子の墓も残されています。
本堂には尊釈迦三尊坐像など国の重要文化財も多数所蔵し、綾部の歴史を伝える貴重な文化遺産となっています。
秋の行楽シーズンには境内が紅葉で色づき、多くの観光客が訪れます。毎年、11月中旬には「安国寺もみじ祭り」が賑やかに開催されます。

観る

  • NHKの大河ドラマを誘致しましょう
  • 時と海の回廊
  • 「海の京都 探訪期」動画
  • 京都府綾部市 商品一覧ページはこちら
綾部市観光協会
〒623-0066 京都府綾部市駅前通り東石ヶ坪11番地の4
TEL : 0773-42-9550 FAX : 0773-42-8514

PAGETOP